(株)かねはら > 浜北スイミングプラザ > クラス案内 水中活動倶楽部とは? |  |
幼児期のスイミングは、学童期のようにバタ足等の技術習得を中心としたプログラムを行なうことはあまり望ましいとは言えません。幼児期のスイミングは、愉しい身体活動の場として原体験を育み運動の質を高めながら、いろいろな興味(可能性)を発展させていくことが重要ではないでしょうか。
幼児期の筋肉トレーニングやエアロビクス運動を最大限にやる意味はありません。人間の筋力や心肺機能が最大に発達するのは15歳すぎであり、それ以前に大人と同様の運動をしてもあまり効果は得られないからです。
筋肉トレーニングより遊びの質を高め、認知能力(知覚・認識・判断・そして手足を自由に動かす力)をバランスよく育んでいくことが重要です。
水の中では浮力・水の抵抗・水圧・水温などの特性により、地上に比べ多くの運動効果があるのは皆様がご存じの通りです。その上ジャンプしたり、浮いたり、潜ったり、3次元の動きが簡単にできます。またロープやボール遊びなどと組み合わせることにより、さらにいろいろな運動効果が広がっていきます。そして、これは安全!こうやればもっと遠くへ飛べるんだ!ということなどを、子ども達が経験することにより自然と認知能力を高めていくのです。
また興味が高まる幼児期に、水を嫌いにすると大人になるまで泳げないとか、海やプールが大嫌いなんてなりかねません。逆に水が好きになり興味を持てば泳ぎを覚えることは簡単です。最もバランスのとれた運動といわれる水中運動に、水慣れ→ばた足→クロールなどのプログラムだけをやらせるなんて、とんでもないことなのです。興味を持ち、やりたいことを思いっきりヘトヘトになるまで全身運動していくことが大切なのです。
水中活動倶楽部では
泳法より「心と身体を育む」という視点でプログラムを行なっております。
その中で大切にしていることが「共同子育て」です。「スタッフ」と「保護者」が共に「子ども」の「子育ち」を支え、共に「子育て」を考えていきます。